看護師の転職活動 面接編 よく聞かれる質問とその回答例
履歴書と職務経歴書を書き上げればいよいよ面接ですね。
面接日は転職サイトの担当者が双方の都合のつく日をセッティングしてくれます。
あらかじめ担当者が電話で、面接の対策のアドバイスをしてくれる場合もあります。
面接でよく聞かれることは以下の通りなので参考にしてみてください。
・前職を退職した理由
これは絶対に聞かれると思います。答えるときのポイントとして、前の職場を悪く言わないことです。例えば、師長と合わなかった、とか、人間関係でトラブルがあったとか。マイナスなことで辞めたというと、この人は採用しても同じような不満を持ってすぐにやめてしまうのではないかと思われてしまいます。
嘘はよくないので、もっともらしい理由を考えてみましょう。
私の場合は引っ越しと、3交代の夜勤がライフスタイルに合わなかったからというところを伝えました。
他にも、スキルアップしたいとか、施設看護に興味があってとか、そんな感じでいいと思います。
・応募した理由
これは前職を退職した理由と被ってきますが、その職場で自分が何をしたいのか。何ができそうだったから応募したのかというところを話せばいいと思います。
急性期を学んで経験を積みたいであるとか、在宅支援をしたいから訪問看護がやりたいとか。
さらに、ホームページ等でそこの病院や施設の理念を調べておくといいです。
こんな理念を掲げていてそれに共感したからです、みたいな。
・長所と短所
履歴書にも書く欄がありますね。
ここも無理をしていい恰好をする必要はないと思いますが、正直に答えすぎてマイナスイメージを持たれないようにしましょう。
短所は長所の裏返しとよく言いますが、長所を思い浮かべて、そこから短所を導き出すのでもいいし、まったく別々のことを言ってもいいと思います。
例)私の長所はコミュニケーション能力があるところです。患者さんに寄り添い、スタッフとも円滑な人間関係を築くことができます。
短所は自己主張が苦手なところです。こういったら相手がどう思うかななど気にしすぎてしまい、自分の思いを伝えられないときがあります。
自分の意見をしっかり持ってそれを発信できるように、日ごろから意識するようにしています。
長所と短所を端的に言ってから具体的なエピソードを話すと伝わりやすいです。
短所に対しては、今どういう努力をしているのかも話すとGoodです。
以上の3点は聞かれる可能性がほぼ100%に近いと思いますので、準備して面接に臨みましょう。逆に言えばここだけしっかり考えていけば、あとはもう自分の経験や事実を話すだけなのではなすだけなので楽だと思います。