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介護老人保健施設で働く看護師のメリットデメリット

介護老人保健施設とは

 

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面接もおわり、無事に内定がでました。

私はマイナビの担当者に面接前、以前は看護師といえば引く手あまたで落とされるということはまずなかった。

しかし今は普通に面接で落とされるんです。

なーんて言われていて正直ビビっていました。

そのため、はじめに受けた介護老人保健施設で内定を貰ったことが嬉しくて嬉しくて安心して、

そのまま就職を決めました。

 

今思えば転職サイトの作戦?早めに決着をつけさせたかったための文句だったのかなぁなんて思ったりしますが、もうすこし考えて、他の面接も受ければよかったなと思っています。

 

 

私は介護老人保健施設の看護師として入職しました。

いわゆる老健と呼ばれているところですね。

 

老健いいかなぁと思っていた理由が、入所期限が定められているから、一人ひとりとそんなに深く関わらなくて済むかなって思ったことと、在宅に帰ったり有料老人ホームに入るための待機場所だから、面倒な退院支援はないんじゃないかと思ったからです。

 

しかし!!!

就職してから知りましたが、老健は結局、終のすみかであるということ

在宅やその他老人ホームに入ったりする人もいますがごくわずかで、看取りまで行うことが多いのです。

施設もむしろそれを望んでいて、一人の利用者をいかに長く健康で入所させていられるかに重きを置いているんです。

そこで、老健で働くメリット・デメリットをまとめてみました。

 

メリット

 

・急な入院や手術が無く基本的にルーチンワークである。

・ややこしい点滴や処置がほとんどない

・重症化したら病院へ入院させてもらい治療してきてもらうことができる。

 

デメリット

・超高齢な利用者たちとの長い付き合いのため、体調を崩す利用者が結構多い。

・体調を崩す利用者がいると指示取りや点滴などで一気に忙しくなり、その日の日勤看護師がだいたい2人くらいしかいないため残業も結構ある。

・医者が一人しか居ないためその医者とは濃い付き合い。もし相性が悪ければ逃げ場がない。ややこしい医者の所は看護師の離職スピードがすごく早い。

・感染予防に対する意識が病院よりも低いため、抵抗感がある。

・処置やお風呂番が重労働

・移乗動作が多すぎる(腰が悪い人はきついと思います)

・夜間や休日はDrがいないため看護師の判断、責任が重い

・夜勤は看護師1人のところがほとんどのため100人単位の利用者の看護を一人で担うため精神的、肉体的に負担が大きい。

・おむつ交換や食事介助など、基本的には介護士の仕事だが、常に人手不足で、看護師も手伝わないと絶対に終わらない。しかし、介護業務ばかり手伝っていると看護業務が回らなくなってしまう。その板挟みになる。

 

デメリットばっかり~!!(笑)

上にあげたことは私が現在働いている施設で主に感じていることですが、どこの老健も大差はないと思います。

楽したいなぁと思っている看護師さんは、老健は予想していたよりもはるかに重労働で責任が重いのでおススメできないかもしれません( ;∀;)

 

病院よりも少なくはあるが点滴や処置はあるため看護技術を落とさずにややゆったりと働きたい人にとってはいいのかもしれません。

責任の重さもやりがいととらえる人もいると思います。